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●まずは仮置きして外部のチェックを
この段階ではまだ設置場所やキャビネットの上にはおかず、仮置きした状態のまま、酷い汚れや傷がないかチェックしましょう。
中古機(実際にホールで使われていたもの)なので、多少の傷・汚れはつき物になります。この程度が、実機購入時の当たり外れといわれるものです。
また、基本的に酷い汚れはないはずですが、一応、設置前に筐体全体を乾拭きして埃を落としておいた方がベターです(特に筐体下部)。以下は、主な傷の例です。
●筐体上部および側面の螺子跡
安全性・安定性確保の面から、ホールでキャビネットに収容する際、筐体とキャビネットを螺子で固定していた跡がどうしても残ります。
また、キャビネットの種類にもよりますが、データカウンターを固定していた螺子跡が上部に残っていることもあり、これらは避けることの出来ない傷になります(補修材等で目立たなくすることは可能なので、どうしても気になる場合や程度がひどい場合は任意でやることになります)。
但し、撤去時の扱いの丁寧さによってその程度に差はでますので、周辺の板がめくれているようなひどい跡になっているものは、美観の点から言えば完全にハズレです(遊技上は問題ありません)。
●液晶パネル、リールパネル、筐体パネルの傷
こちらも程度の差こそあれ、多少の傷はつき物です。筐体パネルの傷はパネル図柄等で目立たない(気にならない)ケースが殆どですが、リールパネル、液晶パネルの傷は、遊技上・美観上、非常に気になります。
後者の場合はハズレですが、多少の傷であれば研磨剤(自動車用コンパウンドの転用可能)やプラスチッククリーナー等を用いて修復することが可能です。
●各ボタン、レバーのヘタレ
やはり中古機なので、総稼働時間が長いほど、ボタン(MAXBET、ストップボタン、1BETボタン、クレオフボタン、詰まり解除ボタン)、スタートレバーにヘタレ(ペカペカ感)が出ます。体感の個人差はありますが、特に、人気機種の初期パネルなどではその傾向が強いと思います。
これも中古機という特性上、避けられないものです。但し、店の方では出荷前に遊戯可能かどうかをチェックしていると思いますので遊技自体には問題ないと思います。実際にホールやゲーセンでもペカペカしていることも多々あるので、大きな違和感を覚えなければ良しとしましょう。
もし、使用中に不具合を感じるようになったら、パーツ交換が可能なので(各パーツ代は1K~3K程度)、そのようなアフターを期待できる店を選んだ方が良いかもしれません。また、実機から取り外して掃除することによって程度がよくなることもあります。掃除についてはメンテナンスの項で詳しく解説します。
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